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エプソンアトミックス、アモルファス合金粉末の新工場が竣工

2017年12月21日

 セイコーエプソンは20日、グループ会社で、微細合金粉末を製造するエプソンアトミックス(青森県八戸市)が、北インター事業所内に建設を進めていたアモルファス合金粉末の新工場が竣工したと発表した。

 自動車産業やスマートフォン、ウエアラブル機器、省エネルギー産業をはじめ、その需要は年々高まりを見せ、中長期的にもその傾向が続くと予測されている。

 今回、アモルファス合金粉末の需要拡大に対応するため、新工場の建設を決定。今後も段階的に生産体制を強化し、2025年までに同製品の生産能力を現在の年間約2,000トンから、約6,000トンまで高める計画。

■ 新工場概要

所在地:青森県八戸市北インター工業団地2丁目
投資額:約12.5億円
建物面積:約1,800㎡
生産品目:微細合金粉末(磁性粉末、MIM用粉末)
着工:2016年11月
竣工:2017年12月
稼働開始予定:2018年1月

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