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王子ホールディングス、マレーシアに段ボール原紙マシン増設/投資額350億円

2017年12月27日

 王子ホールディングスは25日、マレーシア子会社のGS Paperboard & Packaging Sdn Bhd社が段ボール原紙生産設備を新たに増設すると発表した。

 同社は、これまで原紙の大半をグループ外から調達しており、自給率の拡大が課題となっていた。また、近年の東南アジア市場で、段ボール原紙の高品質化、低米坪化の要望が高まっていることを受け、生産設備の増設を決定した。

 今回の原紙マシン増設と併せてエネルギー供給および用排水設備も更新することで、コスト競争力も向上させ、グループの事業基盤強化を図る。

■ 設備投資概要

会社名:GS Paperboard & Packaging Sdn Bhd(GSPP)
所在地:マレーシア・セランゴール州(GSPP本社工場内)
投資額:約350億円(段ボール原紙マシン、エネルギー供給および用排水設備)
生産品種:ライナー、中芯
稼働開始予定:2021年4月

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