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シーアールイー、「ロジスクエア川越Ⅱ」を開発

2018年1月4日

 シーアールイー(東京都港区)は12月28日、埼玉県川越市に開発用地を取得し、物流施設「ロジスクエア川越Ⅱ」の開発に着手したと発表した。

 開発地は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「坂戸」インターチェンジより約4km、関越自動車道「鶴ヶ島」インターチェンジより約7kmに位置しており、主要幹線道路である国道254号線へのアクセスにも優れた好立地となっている。

 開発予定地は市街化調整区域内に位置しているが、旧来より物流施設が存在したため建物用途を継承することにより賃貸用物流施設の開発が可能であり、倉庫業法に基づく営業倉庫登録も可能。

 なお、隣接する二区画で構成され、東側区画約12,110㎡に本件建物を建築し、西側区画約2,285㎡は主に駐車場スペースとして利用する計画。入居テナントの従業員のマイカー通勤が想定される為、通勤利便性の観点から普通乗用車用駐車場を多く配した平面計画を採用している。

 施設は、ワンフロアが約2,100坪の2階建てで、1階北側に24台分のトラック接車バースを設け、複数テナントによる分割使用にも対応が可能となっている。

 倉庫部分の基本スペックとして、平均照度300ルクス以上、床荷重は1.5t/㎡、有効高さは各階6.0m以上を予定。また、2階の床に2か所の将来コンベア貫通用床開口を想定した構造設計を採用する事により、テナント入居時の各階に跨った縦搬送マテハン設備の設置を可能とするなど、テナントのイニシャルコストに配慮し、あらゆる庫内レイアウトの設定にも幅広く対応することが可能。

 さらに、階層を2階建てに抑えることにより、上下搬送による時間的なロスを抑え、スピーディー且つ効率的な入出荷オペレーションの実現を可能とし、様々な物流ニーズに対応し得る汎用性の高い施設計画となっている。

■ 物流施設概要

施設名称:ロジスクエア川越Ⅱ
所在地:埼玉県川越市下小坂
土地面積:約14,395㎡(建築敷地 12,110㎡、駐車場他敷地 2,285㎡)
延床面積:約14,400㎡
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造:地上2階建て
着工:2018年7月上旬
竣工:2019年4月下旬

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