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明治、坂戸工場・大阪工場に270億円投資/チョコレートの増産

2018年1月16日

 明治(東京都中央区)は15日、坂戸工場、大阪工場でチョコレート生産ラインを増設するため、約270億円の投資を行うと発表した。

 近年、チョコレートの健康価値の浸透や、嗜好品としての価値向上に伴い、チョコレート市場は伸長を続けている。

 2014年には和生菓子を抜いてお菓子の中でトップカテゴリーとなっており、2017年には4年連続となる見込み。現在は5,000億円を超える市場規模となり、今後も成長が見込まれる市場となっている。

 今回、チョコレート事業の拡大と、安定供給体制を構築するため、坂戸工場で製造棟を新設する。加えて、大阪工場でチョコレートの生産ライン増設を行い、生産能力の増強を図る。

■ 設備投資概要

◇ 坂戸工場
所在地:埼玉県坂戸市千代田5-3-1
投資額:約210億円
投資内容:製造棟の新設
    :チョコレート生産ライン 3ライン増設
稼働開始予定:2020年1月から順次稼働

◇ 大阪工場
所在地:大阪府高槻市朝日町1-10
投資額:約60億円
投資内容:チョコレート生産ライン 2ライン増設
稼働開始予定:2018年9月から順次稼働

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