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旭化成、延岡市でナイロン66繊維「レオナ」の設備増強

2018年1月22日

 旭化成(東京都千代田区)は19日、宮崎県延岡市でナイロン66繊維「レオナ」の生産設備を増設すると発表した。

 同社のナイロン66繊維「レオナ」は高強度、高耐熱、高耐久、軽量という特性を持つ。エアバッグ向け原糸やタイヤの補強材として、自動車産業を中心に広く工業資材分野に採用されており、品質の高さが評価されている。

 近年「レオナ」の主力用途である自動車用エアバッグは、アジア地区での自動車生産台数の増加や各国での安全に対する要求の高まりにより、搭載率が上昇しており、今後も成長が見込まれることから、今回の設備増強を決定した。

■ 設備投資概要

所在地:宮崎県延岡市
生産品目:ナイロン66繊維「レオナ」
増設能力:約5,000トン/年(現有能力は約33,000トン/年)
着工予定:2018年2月
稼働開始予定:2019年度上期

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