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村田機械、犬山事業所の新倉庫が稼働

2018年2月8日

 村田機械(京都府京都市)は7日、主力工場である犬山事業所に「ムラテック・グローバルパーツセンター」(以下:MGPC)を設立し、2月13日より本格稼働を開始すると発表した。

 MGPCは、敷地内に個別に存在した物流システム・工作機械・情報機器の保守パーツ・消耗品の倉庫を統合し、運用システムを共通化した統合パーツセンターとして稼働する。

 自社製の自動倉庫には、流通業や生産工場の物流システムを手がけるL&A(ロジスティクス&オートメーション)事業を展開する同社独自のBCP対策技術やIoTソリューションを搭載している。

 BCP対策としては、地震対策技術を搭載したほか、自動倉庫を運用するソフトウェア・WMS(倉庫管理システム)を導入。倉庫が被災しても代替発送ができるように、他拠点のパーツ倉庫と共通オペレーションとしている。

 また、機器トラブルによる稼働停止を回避するため、自動倉庫に設置された各種センサやカメラから稼働データを収集する独自システムを備えており、IoTソリューションを活用した機器の稼働監視や予防保全の実現を目指す。

■ 物流施設概要

名称:ムラテック・グローバルパーツセンター
所在地:愛知県犬山市橋爪中島2(犬山事業所内)
用途:物流システム・工作機械・情報機器のパーツ保管・供給
  :物流システム・工作機械のアフターサービス部門(ムラテックCCS(株)事務所・コールセンター)
延床面積:7,957.558㎡
自動倉庫・入出庫能力:長尺部品倉庫(スタッカークレーン1台)[容量]270パレット
          :パレット倉庫(スタッカークレーン2台)[容量]2,304パレット
          :バケット倉庫(スタッカークレーン4台)[容量]30,000バケット
稼働開始:2018年2月

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