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テルモ、英・スコットランドで設備投資/50億円投資

2018年2月14日

 テルモ(東京都渋谷区)は13日、英国子会社のバスクテック社本社工場を増設すると発表した。

 投資額は約50億円。2018年4月から2021年まで、既存の生産を継続しながら順次拡充する予定。

 今回、クリーンルーム増設、滅菌設備更新、レイアウト刷新などにより、高付加価値製品を増産し、中長期的な収益改善を図る。

 テルモ心臓血管カンパニーの血管事業は、バスクテック社と2017年3月にテルモグループに加入したボルトン・メディカル社を中心に、人工血管とステントグラフトを展開している。

 世界的に高い市場シェアを持つ外科用人工血管が安定成長を支える一方、オープンステントグラフト「ソラフレックス ハイブリッド」やボルトン社の胸部ステントグラフトなどが成長を牽引している。

■ 設備投資概要

会社名:Vascutek Ltd.
所在地:Newmains Avenue Inchinnan Renfrewshire, PA4 9RR, Scotland
投資額:約50億円
増産品目:オープンステントグラフト
稼働予定:2018年4月から2021年まで、既存の生産を継続しながら順次

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