工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

Mipox、長崎・神ノ島工業団地に工場用地取得

2018年3月7日

 研磨フィルム、液体研磨剤、研磨装置等を製造するMipox(東京都新宿区)は5日、長崎市神ノ島町の神ノ島工業団地に新工場を建設すると発表した。

 投資額は土地、建物、設備に約22億円。用地面積は約18,700㎡。雇用者は約50名。工場では、機能性フィルムの塗布や研磨加工などの受託事業、精密研磨フィルムを製造する。土地は2018年3月16日に取得予定。同年8月の着工、2019年12月の竣工を予定している。

 同社は、受託事業の受注増に対応するため、国内生産工場である山梨工場で生産能力増強を行ってきたが、受託事業のメイン製造設備はフル稼働状態が続いていた。

 今回の新工場建設により、受託事業の拡大や取引先より受けている生産能力拡大の要請へ対応する。また、西日本に生産拠点を設けることにより、BCP(事業継続計画)の観点から生産体制のリスク分散を図る。

■ 新工場概要

名称:Mipox(株)長崎工場(仮称)
所在地:長崎県長崎市神ノ島町3丁目526番46(神ノ島工業団地B-1区画)
投資額:約22億円
用地面積:18,694.41㎡
雇用者数:約50名
事業内容:機能性フィルムの塗布や研磨加工などの受託事業、精密研磨フィルムの製造
着工予定:2018年8月
竣工予定:2019年12月

このエントリーをはてなブックマークに追加