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AGC旭硝子、米バークレーでバイオ医薬品の設備増強

2018年3月7日

 旭硝子(東京都千代田区)は6日、米子会社のAGC Biologics社でバイオ医薬品の培養能力を増強したと発表した。

 増強により同社バークレー工場(カリフォルニア州)の培養能力は約2倍となる。設備は2018年3月より本格稼働を開始する。

 同社は、動物細胞と微生物を用いたCDMOで、プロセス開発、スケールアップおよび商業製造までの高付加価値サービスを提供している。

 バークレー工場では、開発初期からPhase II(治験薬第II相試験)段階のバイオ医薬品製造・開発受託に特化しており、セルバンク(均一な組成の細胞の集まり)の製造・保管・培養から精製まで幅広いサービスを提供している。

 今回2,000リットルのシングルユース仕様の培養槽を新たに導入することで、開発初期からPhase II段階の幅広い顧客の要望に応えると共に、開発ステージ進捗に伴うスケールアップ製造にも迅速な対応が可能となる。

■ 設備投資概要

会社名:AGC Biologics
所在地:米国・カリフォルニア州(バークレー工場)
培養能力:約2倍
設備:培養槽(2,000リットル/シングルユース仕様)
本稼働:2018年3月

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