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トッパン・フォームズ、大阪桜井工場を増設

2018年3月14日

 トッパン・フォームズ(東京都港区)は13日、関西圏の基幹工場である大阪桜井工場の増床工事を完了したと発表した。

 今回、通知物の製造・発送を受託するデータ・プリント・サービス(DPS)の生産体制強化に加え、関連事務業務を受託するビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)エリアを設置し、関西圏におけるBPO体制を強化することで、主力事業であるデジタルハイブリッド事業の拡大を図る。

 また情報セキュリティ体制の増強や首都圏との事業継続計画(BCP)体制構築を行うことで、競争力の強化を目指す。

 近年、マイナス金利の影響や、さまざまな業界での働き方改革推進のための生産性向上への取り組みを背景に、顧客が自社で行っているプリント関連業務やその他の事務業務などのアウトソーシング需要が増加している。

 さらにマイナンバー制度の普及による関連案件の増加、それに伴う個人情報をはじめとした機微情報を取り扱うための高セキュリティの専用エリア構築などの需要が増えているという。

■ 増設概要

工場名:トッパン・フォームズ(株)トッパン・フォームズ関西(株)大阪桜井工場
所在地:大阪府三島郡島本町桜井3-14-1
延床面積:約6,694㎡(増床分)
完成:2018年3月13日

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