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福留工業、西薩中核工業団地に第2工場建設

2018年4月2日

 鋼構造物の製造・施工を行う福留工業(鹿児島県いちき串木野市)は、西薩中核工業団地に第2工場を建設する。

 同社は、近年の大型化する鉄骨・橋梁等の大型構造物に対応するため、工場の品質管理体制や製造設備を整備し、2018年1月、国土交通大臣の性能評価基準において、県内で3社目となる鉄骨製作工場Hグレードを取得。これに伴い、更なる大型案件の受注増が見込まれている。

 今回、大型案件の受注増加に対応するため、利便性なども考慮し、現工場の隣接地に管理棟・屋外門型クレーン・作業用コンクリート構造物等を整備することで、管理体制の強化や生産能力の増強を図る。

 また、数年後には同敷地内に製造加工棟(6,400㎡)の増設計画も予定している。

■ 新工場概要

工場名:福留工業株式会社第2工場
所在地:鹿児島県いちき串木野市西薩町16番地(西薩中核工業団地)
投資額:約1.3億円
敷地面積:12,250.65㎡
建物面積:150㎡
新規雇用予定:3名
事業内容:鉄骨・橋梁等の大型構造物の製造
生産計画:年額約11億円(初年度)
着工予定:2018年4月
操業予定:2019年2月

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