ロームは10日、子会社でトランジスタ、ダイオードなど製造するローム・アポロ（福岡県八女郡）が、筑後工場に新棟を建設すると発表した。

　延床面積は約11,000㎡の地上3階建て。2019年2月の着工、2020年12月の竣工予定。現在、施設の詳細設計を進めている。

　今回、世界的なエネルギー対策が急務となる中、省エネルギー化のカギを握ると期待されているSiCパワーデバイスの需要拡大に対応するため、ローム・アポロに新棟を建設し、生産能力の拡大を図る。