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クラボウ、熊本事業所の新生産棟が完成

2018年4月25日

 倉敷紡績(大阪市中央区)は24日、熊本事業所(旧 熊本開発センター)内に建設を進めていた新生産棟が完成し、竣工式を行ったと発表した。

 今回、電子機器のIoT化やスマート化などによる半導体産業の伸展により、高機能樹脂加工品の需要増加が見込まれることから、生産能力と開発体制の拡充を図るため、新棟の建設を決定。

 今回の新棟建設・増床により、最新のクリーンルームや高機能樹脂の各種加工設備、評価・分析関連装置などを導入するとともに人員の増強を行い、生産・開発体制において能力強化を図る。

 同社は今後、市場拡大が見込まれる半導体製造関連分野における高機能樹脂加工品の販売を拡大していく方針。

■ 新生産棟概要

所在地:熊本県菊池市森北1812-40(熊本事業所)
投資額:約6億円
延床面積:3,357㎡
構造:鉄骨4階建て
設備内容:クリーンルーム、高機能樹脂の各種加工設備、評価・分析関連装置 一式
着工:2017年9月
操業開始:2018年4月16日

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