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ファナック、本社地区で3工場増設

2018年5月11日

 ファナック(山梨県忍野村)は9日、ロボット、ロボショット及びロボカットの生産能力増強の為、本社地区で3工場を増築、新築すると発表した。

 ロボショット工場は、約87億円で2万6千㎡2階建ての建屋を増築する。既存棟の月間生産能力400台と合わせ600台を製造する。2018年9月末の完成を予定している。

 ロボカット工場は、約18億円で6千㎡2階建ての建屋を増築する。既存棟の月間生産能力100台と合わせ150台を製造。2018年11月末の完成を予定している。

 新機械加工工場は、約65億円で2万3千㎡平屋建ての建屋を新築する。ロボット用部品を月間1,000台分、ロボショット用部品を同200台分、ロボカット用部品を同50台分製造する。2018年9月末の完成を予定している。

■ 増設概要

所在地:山梨県忍野村(本社地区)

◇ ロボショット工場(増築)
投資額:約87億円(生産設備費用は含まず)
延床面積:約26,000㎡(既存棟は約24,000㎡)
構造:2階建て
生産能力:600台/月(既存棟の生産能力400台/月と合算)
完成予定:2018年9月末

◇ ロボカット工場(増築)
投資額:約18億円(生産設備費用は含まず)
延床面積:約6,000㎡(既存棟は約7,000㎡)
構造:2階建て
生産能力:150台/月(既存棟の生産能力100台/月と合算)
完成予定:2018年11月末

◇ 新機械加工工場(新築)
投資額:約65億円(生産設備費用は含まず)
延床面積:約23,000㎡
構造:平屋建て
生産能力:ロボット用部品 1,000台分/月
    :ロボショット用部品 200台分/月
    :ロボカット用部品 50台分/月
完成予定:2018年11月末

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