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SUS、熊本事業所が竣工/半導体製造装置用アルミフレーム増産

2018年6月27日

 SUS(静岡県静岡市)は26日、熊本県菊池郡菊陽町に建設を進めていた熊本事業所が完成し、竣工式を行ったと発表した。

 竣工した熊本事業所は、東京エレクトロン九州向けの専用工場で、半導体製造装置に用いられるアルミフレームの加工・組立を行う。

 同事業所は、製品だけでなく工場自体も半導体業界向けに設計されており、清浄度クラス5000という高いクリーン度を実現可能で、高品質製品を安定供給できる。

 SUSは、大手企業や産業集積地の近隣に、その産業特性に合わせた事業所を設置することで、物流の効率向上やサポートの充実を図る戦略を掲げている。

 東京エレクトロン九州に対しては、これまで九州事業所(佐賀県鳥栖市)を中心に製造・出荷の対応を行ってきたが、熊本事業所の稼働により、品質や物流の効率向上を図る。

■ 熊本事業所概要

所在地:熊本県菊池郡菊陽町大字原水3802番地9
投資額:16億円
敷地面積:23,424㎡
建築面積:6,605㎡
延床面積:6,668㎡
従業員数:94名(6月26日時点見込み)
熊本勤務:39名/鳥栖勤務:55名※内、新規採用72名
着工:2017年11月
竣工:2018年6月26日

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