北越コーポレーション、新潟工場6号抄紙機を停止
2018年11月12日
北越コーポレーション(東京都中央区)は8日、印刷用紙の生産体制の再構築を図るため、2019年3月末で新潟工場の6号抄紙機を停機すると発表した。
印刷用紙の国内需要は、少子化やIT化の進展等により構造的な減少が続いている。同社はこれまで減少する国内需要に対し、年間40万tの輸出体制を確立するなど、最適生産体制を維持してきた。
今回、印刷用紙の生産体制の再構築を図ることにより国内の需給バランスの適正化を目指すとともに、さらなる高効率操業とコストダウンを進め、印刷用紙の競争力を強化する。
新潟工場6号抄紙機で生産している品種については、他の抄紙機へ生産を移管する。
■ 設備概要
所在地:新潟県新潟市榎町57(新潟工場)
停機設備:6号抄紙機
生産能力:130,000t/年
品種:塗工印刷用紙、微塗工印刷用紙
停機予定:2019年3月末
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