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安川電機、次世代生産工場「安川ソリューションファクトリ」が稼働

2018年12月5日

 安川電機(福岡県北九州市)は4日、モーションコントロール事業部の入間事業所内(埼玉県入間市)で、最新の次世代生産工場「安川ソリューションファクトリ」が本格稼働を開始したと発表した。

 新工場では、自動化技術をベースに、デジタルデータマネージメントを付加することでi³-Mechatronicsを実践し、今後の需要増に柔軟に対応できる生産体制を構築する。

 具体的には、生産現場のコンポーネントをつなぎ、ものづくりのプロセスを統合することで徹底した生産の自動化を実現する。そこにソフトウェアツール「YASKAWA Cockpit」を活用して制御とデータを融合させることで稼働状況を視える化し、全体最適を図る。

 さらに収集されたビッグデータをAIも活用して分析しフィードバックすることで、ものづくりを進化させる。これらの取り組みによって生産スピードと効率は従来の3倍に向上、リードタイムは1/6に短縮される。

 今後は、同工場で旗艦として立ち上げたデジタルデータマネージメントを、他工場へ順次展開していく計画。

■ 新工場概要

名称:安川ソリューションファクトリ
所在地:埼玉県入間市上藤沢480番地(入間事業所内)
延床面積:7,642㎡
構造:2階建
施設概要:Σ-7シリーズ(サーボモータ・サーボアンプ)の製造
i3-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)の実践

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