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丸紅、ベトナムに段ボール原紙製造の新工場

2019年1月24日

 丸紅は23日、ベトナムで段ボール原紙製造・包装資材販売事業を開始すると発表した。

 今回、グループ会社の興亜工業が有する生産技術・ノウハウと丸紅の販売ネットワークを活用し、丸紅主導の事業運営によって、伸長するベトナム段ボール市場における事業拡大を目指す。

 世界の段ボール原紙需要は、経済規模の底堅い拡大と電子商取引の伸長等に伴い、今後も堅調に推移すると見込まれている。

 その中でもベトナムは、アセアン諸国第3位の9,300万人を超える人口を擁し、国民所得の堅調な伸張に伴い段ボール原紙の内需も今後増加すると予想されている。

 また同国は、外国資本の輸出産業を数多く誘致することで堅調な経済成長を実現し、段ボール原紙需要において、タイ、インドネシア等その他アセアンの製紙先進国を大きく上回る年率10%以上の成長を遂げており、2020年代前半にはアセアン最大の段ボール原紙消費国になることが予想されている。

■ 新工場概要

会社名:Kraft of Asia Paperboard & Packaging Co., Ltd
所在地:ベトナム・バリアブンタウ省フーミー3特別工業団地
出資比率:丸紅100%
事業内容:段ボール原紙製造・包装資材販売事業
生産能力:段ボール原紙35万トン/年
商業稼働開始予定:2020年度下期

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