日本精機、長岡工場・ポーランドで設備投資

2019年1月28日

 計器・センサーメーカーの日本精機(新潟県長岡市)は25日、ヘッドアップディスプレイの生産能力拡大の為、ポーランドに新工場を建設し、長岡工場で基幹部品である凹面鏡を増産すると発表した。
 
 ヘッドアップディスプレイは、ドライバーが前方視線のまま、フロントガラスに映し出された車速や警告、ナビゲーション表示などのさまざまな情報を、より早く確実に確認できるシステムであり、安心と安全運転をサポートするシステムとして急速に普及している。

 特に欧州、中国中心に市場が拡大していく見込みであり、ヘッドアップディスプレイ市場は2018年の430万台から、2025年には2,500万台の規模になる予測されている。

 ポーランド新会社予定地は、ウッチ県クサベルフ市。敷地面積約53,000㎡、延床面積約11,000㎡を予定。ヘッドアップディスプレイ100万台の生産能力を有する工場とし、2020年10月から生産を開始する計画。新会社設立により、欧州向け顧客への物流コスト低減、在庫低減が見込まれる。また、欧州内での設計から製造、販売までの供給体制を確立する。

 基幹部品である、凹面鏡の増産設備については、約10億円を投じ、長岡工場を改装、新規凹面鏡生産設備を導入する。

 ヘッドアップディスプレイの生産は日本、英国、米国で行っているが、現状、凹面鏡は、日本国内でのみ製造し、グローバル供給している。今後は基幹部品含め生産ロケーションの検討を進め、最適なグローバル生産体制の構築を目指す。

■ 設備投資概要

◇ 長岡工場
所在地:新潟県長岡市東高見2-2-8
投資額:約10億円
投資内容:建屋工事、生産設備、付帯設備
事業内容:凹面鏡の増産
稼働開始予定:2020年4月

◇ 新会社概要
会社名:エヌエスポーランド有限責任会社(NIPPON SEIKI POLAND Sp. z o.o.)(仮名称)
所在地:ポーランド共和国ウッチ県クサベロフ市
出資比率:日本精機100%
事業内容:四輪車用計器・表示器の製造
敷地面積:約53,000㎡
延床面積:約11,000㎡
生産能力:ヘッドアップディスプレイ/100万台
稼働開始予定:2020年10月

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