工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

キリンビール、80億円でウイスキー生産設備増強

2019年2月8日

 キリンビールは7日、グループ会社のキリンディスティラリーが、富士御殿場蒸溜所(静岡県御殿場市)のウイスキー生産設備を増強すると発表した。

 投資額は約80億円。設備は樽熟成庫のリニューアル・大型化等により、樽の保管能力を約2割増強する。さらに、多様なモルトウイスキー原酒を製造するため、小型の発酵タンク4基、蒸留器2系列4基を導入する。2021年6月の稼働開始を予定している。

 今回、樽熟成庫の増強と発酵・蒸留設備の新規導入を行うことにより、高品質なウイスキーの安定供給体制を目指す。

■ 設備投資概要

所在地:静岡県御殿場市柴怒田970(富士御殿場蒸溜所)
投資額:約80億円
設備:樽熟成庫のリニューアル・大型化等により、樽の保管能力を約2割増強
  :小型の発酵タンク4基、蒸留器2系列4基を導入
事業内容:ウイスキーの製造
稼働開始予定:2021年6月

このエントリーをはてなブックマークに追加