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メディセオ、大型物流施設「関東ALC」が竣工

2019年4月8日

 メディパルホールディングスは2日、子会社のメディセオが埼玉県加須市に建設を進めていた「関東ALC」が竣工したと発表した。

 同社グループでは、安全・安心・ローコストを追求した新しい流通体制を構築するべく、ALC(医療用医薬品や医療材料等を取り扱う高機能物流センター)の全国への拡大を順次進めている。

 現在、ALCは10拠点(神奈川、南大阪、名古屋、札幌、東北、南東京、福岡、埼玉、岡山、南九州)あり、利便性を高める高機能の物流サービスを多くの医療機関や調剤薬局に利用されている。

 関東ALCは、旧埼玉物流センターの建屋を活かし、マテハン機器・建物・設備など全てをゼロから見直し、新しい価値を生み出すための「リノベーション」を実施。

 自動化による新たな物流機能を導入した、次世代型の関東ALCを通じて、顧客の業務効率の向上に貢献できる物流サービスをローコストで提供する。

■ 物流施設概要

名称:(株)メディセオ「関東ALC」
所在地:埼玉県加須市大桑1-9
投資額:約80億円(建物、設備等)
敷地面積:15,968㎡(4,380坪)
建築面積:9,532㎡(2,883坪)
延床面積:25,077㎡(7,585坪)
構造:鉄骨造、地上4階建
カバーエリア:福島県、茨城県(一部)、栃木県、群馬県、埼玉県(一部)、東京都(多摩エリア)、新潟県、長野県(一部)
出荷金額(稼働当初):約2,300億円/年(予定)
稼働開始予定:2019年6月

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