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住友重機械工業、メキシコに減速機の組立工場

2019年4月15日

 住友重機械工業は12日、メキシコ子会社のSM-Cyclo De Mexico, S.A.de C.V.が、バヒオ地区に小型汎用減速機の組立工場を開設したと発表した。

 バヒオ地区(ケレタロ州、グアナファト州、アグアスカリエンテス州、サン・ルイス・ポトシ州)は、メキシコシティの北側に位置しメキシコ中部の戦略的経済エリアとなっている。

 近年、このエリアには自動車産業が集積し、多数の海外企業が進出。日系企業の製造拠点を中心に同社減速機が多数稼動している。

 今回開設されたケレタロ工場は、メキシコシティ、モンテレイ、グアダラハラに次ぐメキシコ4番目の製造拠点となる。

 小型汎用減速機「ハイポニック減速機」の組立拠点として、メキシコ全土に高い品質と競争力のある製品を安定して提供するとともに、バヒオ地区で同社グループのプレゼンスを高めるための中核的な役割を担う。

■ 新工場概要

会社名:SM-Cyclo De Mexico, S.A.de C.V.
所在地:メキシコ・ケレタロ州
敷地面積:1,700㎡
建物面積:1,000㎡
開所:2019年4月11日

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