工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

マルハニチロ物流、名古屋物流センター建設/70億円投資

2019年7月4日

 マルハニチロ物流は3日、名古屋市港区に物流センターを建設すると発表した。

 施設は、将来の人手不足に対応する為に全自動倉庫を採用し自動化と省人化を実現する。また、冷却設備は自然冷媒(アンモニアCO2)を採用し環境に配慮したセンターとなる。

 さらに、ランテックと協業により中部地区の輸配送拠点としての役割を果たす。伊勢湾岸高速道路の名港中央インターから1kmに立地しておりアクセスの利便性を確保している。

 加えて、大地震の発生に備え、冷蔵庫棟はプレキャスト・プレストレスト・コンクリート(PCaPC)免震構造を採用し高い安全性を確保した設計となっている。

 なお、同センターの運営はマルハニチロ物流が荷役業務は全額出資子会社のマルハニチロ物流サービス中部が担当する。

■ 物流施設概要

事業所名:(株)マルハニチロ物流 名古屋物流センター(仮称)
所在地:愛知県名古屋市港区空見町1-42
投資額:70.7億円
敷地面積:19,931.48㎡
建築面積:7,928.99㎡
設備能力:37,469トン
総従業員数:50名
事業内容:冷凍食品を中心に農畜産品等の保管業務、運送取扱事業、通関事業及び流通加工事業
着工:2019年7月
開業予定:2021年4月

このエントリーをはてなブックマークに追加