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AGC、中国に車載ディスプレイ用カバーガラス生産拠点

2019年9月13日

 AGCは12日、中国子会社の杰旭汽车玻璃(蘇州)有限公司が大型3D・複雑形状の車載ディスプレイ用カバーガラス生産拠点を建設すると発表した。

 自動運転・電動化・コネクテッドといった自動車業界を取り巻く大きな変化により、今後、クルマのコックピットは革新的でダイナミックなデザインが採用され、デジタルラウンジ化していくと予想されている。このトレンドの中、車載ディスプレイ用カバーガラスも大型化・複雑形状化・高機能化していくことが見込まれ、同時に大型化に伴う安全設計も求められている。

 今回の新拠点設置により、AGCは既存の国内2拠点に加え、第3の生産拠点を保有することとなり、高品質な製品をグローバルに提供する体制が整う。

 更に、国内の京浜工場内には、新デザイン・高機能に特化した開発センターを設置し、コックピットデザインの変化に柔軟に対応可能な体制を整える。

■ 設備投資概要

社名:艾杰旭汽车玻璃(蘇州)有限公司
所在地:中国・江蘇省蘇州工業園区 望江路158号
事業内容:車載ディスプレイ用カバーガラスの生産
販売開始予定:2022年

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