パナソニックサイクルテック、柏原工場で電動アシスト自転車の増産
2019年10月18日
パナソニックサイクルテックは16日、大阪府柏原市の柏原工場で電動アシスト自転車を増産すると発表した。
投資額は約15億円。生産能力は現在の3割増。2020年度下期の稼働開始を予定している。
近年、電動アシスト自転車市場における出荷台数は、2016年度57万台、2017年度64万2千台、2018年度68万7千台と年率約8%で伸長し、2019年度以降も引き続き成長が見込まれている。同社の出荷台数は、業界水準以上で伸長し、牽引しているのは、ショッピングモデル・子乗せモデルなど。
今回、フレーム製造工程において溶接ラインの自動化を実現し、塗装工程についてはラインを新たに増設。生産能力の増強により、出荷台数は、現在の年間30万台から、2020年度目標の38万台とする。
また、省エネ、節水型設備、環境負荷物質を低減した新工法などの導入によって、エネルギー使用量を15%、使用水量を32%削減する。
■ 設備投資概要
所在地:大阪府柏原市片山町13番13号
投資額:約15億円
生産品目:電動アシスト自転車
生産能力:2020年度下期 38万台/年(現在 30万台/年)
稼働開始予定:2020年度下期