工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

日本GLP、茨城に物流施設「GLP常総」建設

2020年4月24日

 日本GLPはこのほど、茨城県常総市で物流施設「GLP常総」の開発を行うと発表した。

 総開発費用は約92億円。延床面積は約61,000㎡。2020年5月の着工、2021年7月の竣工を予定している。

 開発地は、常磐自動車道「谷和原IC」から約4.5kmに位置し、都心からの距離は約40km(常磐自動車道を利用した場合、1時間圏内)と、物流拠点としてのアクセスに優れている。

 また、対象地周辺はアパレル関連企業やメーカー系物流企業などの流通拠点が多く、主に保管効率を重視した先進的物流施設へのニーズが旺盛なエリアとなっている。

 施設は、保管・作業効率向上のため、1階の天井高を6.5mと標準よりも高くすることで荷積み・荷降ろしのスペースを十分に確保して搬入出業務を円滑にするほか、荷物用エレベーターのパレット搬送能力を標準よりも約30%向上させている。

 その他、カフェテリアや無人売店に加え、敷地内に憩いの場となるスペースを設けるなど充実したアメニティの提供を予定。また自動車通勤が多いエリアであることを考慮し、想定就労人数を100%カバーする200台超の通勤者向け駐車場の整備や、ビッグアスファンの設置など、働きやすい環境を提供していく。

■ 物流施設概要

施設名:「GLP常総」
所在地:茨城県常総市内守谷町
敷地面積:約42,000㎡
延床面積:約61,000㎡
構造:地上3階建て、耐震・鉄骨造
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)
着工予定:2020年5月
竣工予定:2021年7月

このエントリーをはてなブックマークに追加