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ワコール、守山流通センターを増築/ECビジネス強化

2020年7月27日

 ワコールはこのほど、ワコール流通(株)の守山流通センターを増築すると発表した。

 守山流通センターは2006年に稼働。主に国内の卸売事業の物流拠点として、入荷・在庫の管理・ピッキング・発送などの一貫した物流システムを構築している。

 今回の拡張により、守山流通センターの倉庫面積は従来比で1.6倍、発送能力を1.3倍に増強することとなり、現在、外部業者に委託している一般顧客向けの配送業務を自社運営に切り替える。

 また、ワコールの商品在庫(返品在庫を除く)が一元化されることとなり、ワコールで進める独自のオムニチャネル戦略(デジタルテクノロジーによる店舗サービスの革新や、店舗とEコマースの連携など)の推進に向けた物流モデルが構築される。

 今回の設備投資により、最新のマテリアルハンドリング機器の導入による効率的な物流運営を実現するだけでなく、今後の小売環境の変化に機動的に対応できる体制を構築することで、多様化する顧客の需要に対応していく。

■ 設備投資概要

会社名:ワコール流通(株)
所在地:滋賀県守山市千代町1番地1
増築面積(延床面積):約24,000㎡(7,300坪)
着工:2020年7月
竣工予定:2022年1月
稼働予定:2022年9月

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