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日本精工、高岡市の新工場が竣工

2020年8月3日

 日本精工はこのほど、子会社であるNSK富山の高岡工場に建設を進めていた新工場が竣工したと発表した。

 今回、地震や洪水などの災害時のリスク回避や大形軸受の生産強化のため、藤沢工場で行なっている一部の熱処理をNSK富山に移管する。

 新工場建設によりNSK富山は、好調な風力向けを中心に軸受の鍛造、旋削から熱処理までを担う。同工場では、既存の鍛造や旋削工程の設備を整流化し活用・拡充しつつ最新の熱処理加工技術を導入し、環境に優しく、品質の向上を実現する。

 また、既存の鍛造や旋削工程を整流化し、搬送自動化することによって高効率で安全な工場を目指す。

■ 新工場概要

拠点名:NSK富山 熱処理棟
所在地:富山県高岡市戸出春日796-1(高岡工場)
投資額:約30億円
建築面積:3,641㎡
生産品目:産業機械用軸受

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