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日本食研、台湾でブレンド調味料の新工場が稼働

2020年9月8日

 日本食研は4日、台湾子会社の台湾食研食品股份有限公司が建設を進めていた新本社工場が稼働を開始したと発表した。

 同社は、1986年2月に台北支店を開設以来、台湾で順次販路を拡大し、2008年4月には現地法人として「台湾食研食品股份有限公司」を設立。

 今回、台湾では初となる生産拠点を設け、同建物内に台北市より本社を移転するとともに、「嘉義営業所」を新規開設。これにより台湾で合計9ヶ所の事業所となったことで、台湾市場に対し柔軟かつ迅速な対応を実現する。また、更なる売上の拡大に備えると同時に、海外におけるブレンド調味料市場拡大に向けた取り組みを強化する。

■ 新工場概要

工場名:台湾食研食品股份有限公司 本社工場
所在地:中華民國台灣省嘉義縣鹿草鄉馬稠後園區一路12號
初期投資額:約33億円
敷地面積:17,934.00㎡(約5,426坪)
建築面積:4,347.58㎡(約1,316坪)
延床面積:9,647.00㎡(約2,919坪)
構造:鉄筋コンクリート構造3階建て
生産品目:液体・粉体ブレンド調味料(焼肉のたれ、から揚げ粉、天ぷら粉など)※内販向けの生産が主
生産能力:8,000t/年
併設施設:本社事務所、研究施設、見学通路、嘉義営業所
勤務者数:35名(嘉義営業所含む)
設計・建設:日商藤田股份有限公司
着工:2019年1月2日
竣工:2020年5月29日
本稼働:2020年8月31日

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