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マイクロカット、国分上野原テクノパークに新工場/新規雇用50人

2020年10月28日

 光通信用精密金属部品など製造するマイクロカット(鹿児島県霧島市)は、国分上野原テクノパークに新工場を建設する。

 投資額は32億円。延床面積は約3,900㎡の鉄骨造平屋建て。新規雇用予定は50名。2020年10月の着工、2024年1月の操業開始を予定している。

 現在、日本をはじめ各国で5G(第5世代)規格の通信機器へのニーズが急速に拡大し、光通信ネットワークを構成する光伝送装置の高速化・大容量化が求められている。

 同社では、関連する情報通信機器関連金属部品の需要が大幅に拡大していることから、今後の更なる経営安定化を目的に、光通信業界だけでなく、今後、成長が大きく見込める新エネルギー発電向け部品や半導体製造装置用の部品加工への参入を決定した。

 今回、無人化・省エネ化を図った最先端の工場を設置するとともに、自社でメッキ工程を行う体制を整備し、生産性の向上やサプライチェーンを強化する。

■ 新工場概要

工場名:マイクロカット(株)第8工場・第9工場・資材倉庫
所在地:鹿児島県霧島市国分上野原テクノパーク3番1号外(既存敷地内)
投資額:32億円
建築面積:4,127㎡
延床面積:3,938㎡
構造:鉄骨造 平屋建て
新規雇用予定:50名
事業内容:光通信用精密金属部品加工・新エネルギー発電関連金属部品加工等
生産計画:10億円(初年度)
着工予定:2020年10月
操業予定:2024年1月

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