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AGC、ミラノでバイオ医薬品CDMOの設備増強

2021年3月4日

 AGCは3日、バイオ医薬品CDMO事業子会社であるAGC Biologics S.p.A. の遺伝子・細胞治療向け製造能力を増強すると発表した。

 遺伝子・細胞治療は、遺伝子や遺伝子を導入したヒト細胞等を人体に投与する治療法で、現在注目されている最先端医療の一つ。この分野の発展はめざましく、現在世界中で進行中の治験数は既に約1000件を超え、年間約30%以上の成長が見込まれている。

 今回、拡大する需要に対応するため、同社のブレッソ工場で、ウィルスベクター製造用の新型培養設備を導入するとともに、分析・開発設備の増強も行う。

 新設備は2022年第1四半期に稼働開始予定。加えて今後、同拠点でさらなる拡張を検討中だとしている。

■ 設備投資概要

会社名:AGC Biologics S.p.A.
所在地:Via Meucci, 3 20091 Bresso, Italy(ブレッソ工場)
事業内容:遺伝子/細胞治療創薬・CDMO
稼働開始予定:2022年第1四半期

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