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UACJ、米・アリゾナ州に新工場

2021年5月17日

 UACJは10日、米国子会社であるUACJ Automotive Whitehall Industries, Inc. (以下:UWH)が米国・ラディントンの本社工場に押出機1機を追加導入するとともに、アリゾナ州フラッグスタッフに新工場を設立し加工設備を導入すると発表した。

 設備投資額は約36億円。2021年7月より順次稼動し、自動車向けフロントバンパー、クラッシュカン(バンパーとフレームをつなぎ、衝撃を吸収する構造部材)、リアバンパーなどのアルミニウム構造部品を製造する。

 近年米国では、環境規制強化を背景に、CO2削減、燃費向上を目的とした自動車の軽量化が進んでいる。また、化石燃料からの脱却を目指し、再生可能エネルギーの導入やEVなど電動車へのシフトが進んでいる。州ごとに2030年や2035年までにゼロエミッションを達成するという目標を定めるなど、カーボンニュートラル・テクノロジーが奨励され、自動車産業では電動化が進んでいる。電動車はリチウムイオン電池などを搭載する必要があり、走行性能確保を目的とした車体の軽量化が課題となっており、軽量なアルミ部品に注目が集まっている。

 今回、米国自動車市場での軽量化・電動化を背景に、UWHへのアルミ構造部材の需要増加を受け、新たに設備投資を決定した。

■ 設備投資概要

所在地:既設 UWH本社工場(ミシガン州ラディントン)敷地内
   :新設 フラッグスタッフ工場(アリゾナ州)
投資額:約36億円
設備:高強度形材用プレス×1機、据付用建屋(UWH本社工場)
  :加工機(マシニングセンター、レーザー加工機)、付帯設備等(フラッグスタッフ工場)
プレス生産能力:750トン/月
稼働開始予定:2021年7月

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