レンゴー、ベトナムに段ボール原紙製造の新工場
レンゴーは28日、ベトナムにおける合弁会社ビナクラフトペーパー社が段ボール原紙の生産拠点を建設すると発表した。
ベトナムの段ボール原紙の総需要は年間約300万トン(2019年)で、輸出産業を中心とした海外からの直接投資の継続や国内消費の高まりから、今後も年率6~7%成長が続くと見込まれている。
新工場の建設により、同国の製紙・段ボール一貫生産体制をさらに強化する。海外事業を柱の一つとして、グローバルな事業展開を目指す同社グループでは、東南アジアを重要な戦略地域と位置付けており、今後も高い経済成長が期待されるベトナムで、グループ海外事業の充実を図る。
■ 新工場概要
会社名:Vina Kraft Paper Co., Ltd.
所在地:Binh Xuyen Industrial Park, Vinh Phuc Province, Vietnam(ハノイ市より北北西40km)
投資額:8兆1,330億ベトナムドン(約370億円)
生産品目:段ボール原紙(ライナおよび中しん)
生産能力:年産370,000t(完成後の同社総生産能力:870,000t)
抄紙機:1台
稼働時期:2024年1~3月
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