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東亜ディーケーケー、狭山テクニカルセンター内に新工場

2021年12月10日

 東亜ディーケーケーは9日、マザー機能を担う生産拠点として、狭山テクニカルセンター(埼玉県狭山市)内に新たな生産棟を建設すると発表した。

 今回、狭山テクニカルセンター内にある築50年以上の老朽化した建物の改築と、開発技術センターに隣接する新生産棟を建設し、新製品の開発から量産化へのスピードアップを実現するマザー工場機能を確立する。

 また新生産棟には、首都圏のもうひとつの生産拠点である東京エンジニアリングセンター(東京都東大和市)が担う応用分析計の設計製造機能を移転統合し、顧客ニーズに沿った製品提供を加速させる。さらに、高機能物流拠点として、アフターサービスやEコマースに対応する製品・部品の即納体制を強化する。

 新生産棟は、脱炭素社会の実現に向けてネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)を目指す。

■ 新工場概要

所在地:埼玉県狭山市北入曽613(狭山テクニカルセンター)
投資額:約27億円
延床面積:約8,200㎡
構造:鉄骨造 地上4階建て
主な設備・用途:多用途生産ライン、新製品量産試作ラインおよび試験設備、自動倉庫、BCP対応として主要製品の代替生産
着工予定:2022年3月
竣工予定:2024年2月

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