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ツバキ・ナカシマ、タイで第2工場/セラミックボール増産

2022年2月22日

 自動車部品メーカーのツバキ・ナカシマは15日、タイ工場でセラミックボールの増産を目的に第2工場を新設すると発表した。

 セラミックボールの需要は、工作機械向け需要が順調に積み上がっている他、EV向け需要が、高電圧化やユニットの小型化を背景に加速度的に増加している。

 現在、同社におけるセラミックボールのグローバル生産能力は、2022年末までには売上ベースで合計98億円(2021年度売上実績72億円)を見込んでいる。

 今回、2023年以降のさらなるグローバル需要見込みに対応するため、新工場の新設を決定。現工場に隣接する土地と建物を取得後、建屋を増築する計画。

■ 新工場概要

所在地:Eastern Seaboard Industrial Estate 170 Moo 4,Tambon Pluakdaeng Amphur Pluakdaeng Rayong 21140 Thailand
投資額:約27億円(土地・建物 約8億円、設備 約19億円)
土地面積:36,800㎡
建屋面積:9,000㎡
生産品目:セラミックボール
生産能力:300トン/年(売上200億円相当)まで拡張
建屋及び土地の買収予定:2022年5月
建屋整備:2022年第2四半期中
設備移設・導入及び生産開始:2022年第3四半期以降

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