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オカムラ、つくば事業所に新工場建設

2022年3月22日

 オフィス家具などを製造するオカムラは16日、つくば事業所(茨城県つくば市)内に新工場棟を建設すると発表した。

 オフィス環境事業は、コロナ禍における社会の価値観・生活様式の急激な変化により、 ハイブリッドワーク普及に伴うセンターオフィス機能の見直しなど、新しい働き方に向けたオフィスへのリニューアル需要が拡大する中、ニーズの多様化、トレンドの変化は、今後、より加速度を増すと予想されている。

 今回の新工場建設により、主要製品、新製品の柔軟な生産体制を構築するとともに、内製化率の向上や工場倉庫の拡充による、サプライチェーン全体における継続的なコスト削減を図る。

 同社グループは、中期経営計画において顧客ニーズの多様化、トレンドの変化に対応するための多品種変量生産に適したサプライチェーン改革を全社横断取組課題として掲げている。

 また2020年~2022年度の3年間で、既存事業強化・新規事業創出や重点取組み課題への対応等の 「戦略投資枠」として400億~500億円を設定しており、今回の設備投資はその一環となる。

■ 新工場概要

名称:つくば新工場棟
所在地:茨城県つくば市緑ヶ原1-2-2(テクノパーク豊里工業団地)
投資総額:115億円
資金計画:自己資金
建築面積:23,000㎡
延床面積:44,100㎡
構造:鉄骨地上2階建
主要設備:粉体塗装ライン・板金自動加工設備他
生産品目:システム収納家具、ワークブース、各種ローパーティション、医療・研究施設用什器、文教施設用什器他
着工予定:2022年7月
竣工予定:2023年8月
稼働開始予定:2023年11月

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