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パナソニック、インドの配線器具新工場が稼働開始

2022年4月27日

 パナソニックは21日、パナソニック ライフソリューションズ インドがインド南部のスリシティ工業団地(アンドラ・プラデーシュ州)に建設していた新工場が稼働を開始したと発表した。

 近年、インドでは経済が飛躍的に拡大し、GDPは2030年まで年率6%で成長すると見込まれている。それに伴い、オフィスビル、マンション、住宅などの建設が相次ぎ、スイッチ、コンセントなど配線器具をはじめ、電設資材の需要が高まっている。

 同社はインド国内の電設資材の生産拠点として、北部にハリドア工場、西部にダマン工場、カッチ工場を保有しているが、インド南部でも2019年度末より約46億円を投じてスリシティ工場の建設を進めている。

 新工場では、インドの中間層向け商品を生産し旺盛な需要に対応、販売拡大を目指す。さらに2025年までに、電路機器やIAQ機器など他の商品についても順次生産を開始する予定。

■ 新工場概要

名称:スリシティ工場
所在地:インド共和国 アンドラ・プラデーシュ州 スリシティ工業団地
土地面積:133,584㎡
建物延床面積:37,025㎡
従業員数:約610名(2022年度)
生産品目:配線器具、電線、ブレーカ、ファンなど
生産能力:8,000万個(2022年度)
生産開始:2022年4月

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