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日清製粉、米国・テキサス州のサギノー工場を増設

2016年10月28日

 日清製粉グループは27日、米国子会社のミラー・ミリング・カンパニーLLC(Miller Milling Company, LLC)がサギノー工場(米国テキサス州)に新ラインを増設し、同工場の生産能力を約70%増強すると発表した。

 日清製粉は2012年3月にミラー・ミリング・カンパニーLLCを買収して米国に進出して以来、順調に事業を拡大してきた。ミラー・ミリング・カンパニーLLCの保有する6工場のうち、サギノー工場が商圏とするテキサス州は人口伸長率の高い成長市場であることや、販売が好調であり、今後の生産能力不足が見込まれることから増設を決定した。

 今後は、カナダの子会社であるロジャーズ・フーズ Ltd.を含めて、北米の事業基盤の拡大を目指す。

■ 設備投資概要

会社名:Miller Milling Company, LLC
所在地:米国テキサス州(サギノー工場)
投資額:67.6百万米ドル(約68億円)
生産品目:小麦
生産能力:600トン/日(小麦ベース)
    :(新生産ライン増設後 1,480トン/日、約70%増強)
小麦粉サイロ収容力:約2,400トン
完工予定:2019年初頭

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