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小松ウオール工業、石川県加賀市に新工場建設

2024年4月26日

小松ウオール工業は25日、石川県加賀市に新工場を建設すると発表した。

 首都圏を中心とした主要都市部におけるオフィス需要は堅調に推移している。同社がここ数年で進めてきた大型ショールーム展開により、今後もさらに需要の取り込みが期待されている。

 今回、可動間仕切の生産能力の増強と出荷能力の強化を目的として新工場を建設する。また、第三工場(石川県小松市)の一部の生産ラインを新工場に移設することで、第三工場の製品保管スペースを拡張し、出荷能力を強化する。

 新工場の建設予定地は既存の加賀工場の隣接地で、用地は2014年9月に取得している。新工場では、生産ラインの増設と自動化設備の導入等により生産能力と生産性の向上を見込むとともに、新規製品の創出に向けて研究開発棟の建設を計画している。

■ 新工場概要

名称:加賀工場2号棟(仮称)
所在地:石川県加賀市新保町弐51-1
投資額:約95億円
敷地面積:69,741㎡(既存加賀工場を含む)
建築面積:約19,000㎡
延床面積:約19,700㎡(1部鉄骨2階建て)
主な事業:可動間仕切の製造、研究開発
建設開始予定:2025年2月
操業開始予定:2026年6月

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