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山崎製パン、西神工業団地の神戸工場が稼働

2018年2月6日

 山崎製パン(東京都千代田区)は2日、神戸市西区の西神工業団地に建設を進めていた「神戸工場」が竣工し、本格稼働を開始したと発表した。

 神戸工場は、食パン、ランチパック、ミニパン、スナックスティック、ペストリー、ドーナツの6ラインを設置し、「ロイヤルブレッド」や「ランチパック(ピーナッツ)」「薄皮つぶあんぱん」など食パンや菓子パン類の主力製品を集中生産する。

 神戸工場に導入した最新の製パン機械設備は、同社のノウハウと最新技術を取り入れ、品質の安定向上と省人・省力を追求した高効率で生産性の高いラインを実現した。

 また、食品安全衛生面では、AIBフードセーフティを機軸とした体制を整備し、食の安全・安心の確保を徹底する。

 環境面では、CO2削減に対応する最新の省エネルギー機器の導入や全館でのLED照明の採用などを実施し、防災面では地震対策や防火対策を強化した。

 今後、関西地区の母体工場である大阪第一工場を神戸工場へ移転し、神戸工場を食パン、菓子パンの主力製品の供給を担う関西エリアの基幹工場と位置づける。

 また、中京や中四国エリアの工場群と一体となった事業展開を進め、効率の良い生産・販売体制と物流ネットワークの構築を目指す。

■ 新工場概要

名称:山崎製パン(株) 神戸工場
所在地:兵庫県神戸市西区高塚台六丁目19番1号
投資額:約200億円
敷地面積:55,984㎡
建築面積:14,745㎡
延床面積:25,511㎡
主要生産品目:食パン(ロイヤルブレッド、ランチパック用食パンなど)
      :菓子パン類(薄皮つぶあんぱん、ランチパック、スナックスティック、クロワッサン、ドーナツなど)
生産能力:食パン 17万斤/日
    :菓子パン類 50万個/日
主要設備:食パンライン
    :ミニパンライン
    :スナックスティックライン
    :ペストリーライン
    :ドーナツライン
    :ランチパックライン
従業員数:約330人
着工予定:2017年1月
稼働開始:2018年2月1日

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