工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

川西倉庫、埼玉・杉戸町に新倉庫建設

2018年7月5日

 川西倉庫(兵庫県神戸市)は2日、北関東における2拠点目の物流施設として、埼玉県北葛飾郡杉戸町に新倉庫を建設すると発表した。

 北関東地区は、圏央道の開通により圏央道沿いの立地優位性が高く評価され、関東地区の物流網は拡大している。特に、埼玉県には物流保管施設の設備、また移転も多く活況を呈している。

 今回、物流拠点の増設、製造工場のバックヤードとしての保管拠点、メーカー物流のアウトソーシング等、大型ニーズに対応していくには、埼玉県加須市の関東物流センター営業所の倉庫スペースが手狭であることから、北関東地区に2拠点目となる自社倉庫の保有を決定した。

■ 物流施設概要

名称:関東物流センター 杉戸営業所(仮称)
所在地:埼玉県北葛飾郡杉戸町大字100-1(杉戸屏風深輪産業団地)
敷地面積:13,063㎡
構造:RCSハイブリッド構造 耐震構造 高床式
階層:3階層 有効階高5.5m 床荷重5t/坪
倉庫面積:14,909㎡
倉庫仕様:1階4庫、2階5庫、3階5庫、計14庫 庫スペース 188坪~376坪
保管温度帯:定温庫15℃6庫 常温庫8庫
トラックホーム:床高1.1m、横幅120m、縦幅5m、庇幅5m
        ピロティー型海上コンテナバース5基完備
トラックバース:縦幅25m、トラック大型車両10台待機可能
主な設備:垂直搬送機4基 荷役用EV1基、ドックレベラー5基
環境配備:太陽光発電システム設置、LED照明、代替フロン
稼働開始予定:2019年2月

このエントリーをはてなブックマークに追加