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明電舎、国内3事業所に70億円設備投資

2018年8月2日

 明電舎(東京都品川区)は7月31日、国内3事業所で電気自動車(EV)用部品の量産設備の増強を行うと発表した。

 今回、世界的な環境保護や規制により、需要拡大が見込まれるEV用モーターなどの自動車用部品の生産体制を強化し、さらなるEV事業拡大を目指す。

 計画では、新たに生産拠点として名古屋事業所を選定し、既存建屋の改築と量産ラインの構築を行う。また100%子会社である甲府明電舎には新規に建屋を建設し、沼津事業所には既存EV用部品生産ラインの増強を行う。

■ 設備投資概要

◇ 名古屋事業所 建屋改築及び設備導入
所在地:愛知県清須市西枇杷島町一反五畝割496-1
生産品目:EV用一体型モータ・インバータ
延床面積:4,620㎡
生産能力:17万台(最大年間生産台数)
着工予定:2019年1月
稼働開始予定:2019年11月

◇ (株)甲府明電舎 建屋新設及び設備導入
所在地:山梨県中央市中盾825
生産品目:EV用モータ
延床面積:2,660㎡
生産能力:17万台(最大年間生産台数)
着工予定:2018年11月
稼働開始予定:2019年11月

◇ 沼津事業所 設備増強
所在地:静岡県沼津市東門間字上中溝515
生産品目:EV用インバータ
延床面積:240㎡
生産能力:12万台(最大年間生産台数)
着工予定:2018年11月
稼働開始予定:2019年5月

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