日本製鉄、2700億円で名古屋製鉄所に熱延ライン増設

2022年5月11日

 日本製鉄は10日、自動車鋼板製造の中核拠点である名古屋製鉄所に次世代熱延ラインを新設すると発表した。

 自動車業界は、世界的な環境規制強化と衝突安全基準の厳格化が進んできたことに加え、カーボンニュートラルに対する社会的ニーズの高まりもあり、車体の軽量化・高強度化ニーズに伴う高機能素材の需要は一層高まると想定されている。

 今後、普及が見込まれる電気自動車などの電動車においても、走行距離やバッテリー重量の問題により車体の軽量化・高強度化ニーズが一層高まると考えられている。

 こうしたニーズに対応するため、日本製鉄は素材製造から走行時までの自動車ライフサイクル一貫での温室効果ガス排出量削減にも効果を発揮できる超ハイテン鋼板等の高級薄板の生産体制を抜本的に強化する。

 設備は、世界最大の耐荷重の圧延機を備え、圧延制御性と温度制御性を飛躍的に向上させた次世代の熱延ラインとなる。新ライン立上げ後には現行設備を休止する予定。

■ 設備投資概要

所在地:愛知県東海市東海町5丁目3番地(名古屋製鉄所)
投資額:約2,700億円
生産能力:約600万トン/年
稼働開始予定:2026年度第1四半期(現行熱延ラインは2026年度中に休止予定)

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