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資生堂、台湾の新工場が稼働開始

2016年10月31日

 化粧品大手の資生堂(東京都港区)は28日、10月15日に台湾資生堂の新竹工場で竣工、落成式を行い、稼働を開始したと発表した。

 新工場は、ヒトやモノの効率的な動きやすさに配慮し、工場全体の流動性や循環性を重視した。工場建屋は「エコロジー・省エネ・廃棄物削減・健康」を設計理念とした。

 屋根には面積5400㎡の太陽光発電パネルを設置し、年間108万kWhの電力を発電する。これにより、工場全体の電力使用量の80%を賄う。2017年1月には環境や人体への負荷を軽減するよう設計された建物に与えられるグリーンビルディングの認証を取得する計画。

■ 新工場概要

所在地:台湾・新竹縣湖口郷光復北路60号(新竹糊口工業団地内)
敷地面積:33,714㎡
建築面積:8,040㎡
延床面積:13,893㎡
生産品目:台湾域内で発売するスキンケア、メーキャップ製品とアセアン向けメーキャップ
竣工:2016年10月
稼働開始:2016年10月

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