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鴻池運輸、ミャンマー・ティラワSEZで新倉庫建設

2017年5月1日

 鴻池運輸(大阪市中央区)は4月27日、グループ会社のKONOIKE MYANMAR CO., LTD.(以下:KMC)が、ミャンマー・ティラワ経済特区(SEZ)内に建設を進めてきた自社倉庫が竣工し、4月1日より本格稼働を開始したと発表した。

 KMCでは、同倉庫を「保税機能と流通加工機能を備えた自社倉庫」として活用しながら、「ミャンマーとタイ間のクロスボーダー輸送」、「製造設備の輸送・据付までを行うエンジニアリング事業」を強みに業務拡大を図る。

 日本とミャンマー政府が官民一体で進めているミャンマー初の経済特区であるティラワSEZでは、外資100%による事業運営が認められており、保税倉庫事業やトラック運送事業を、経済特区の利点を生かした自由な事業展開が可能。

 そこでKMCは、ミャンマーにおけるKONOIKEグループ初の自社倉庫・自社トラックを保有・活用しながら、今後ASEAN加盟国の中でも物流需要増大が想定されるミャンマーとタイ間のクロスボーダー輸送や、ODA関連事業の輸送、エンジニアリング事業などに注力する。

■ 新倉庫概要

所在地:ミャンマー・ヤンゴン管区ティラワ経済特区内
敷地面積:約16,500㎡
延床面積:約3,300㎡
仕様:常温、保税倉庫、流通加工可
稼働開始:2017年4月1日

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