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東郷、鹿児島・長島町に新工場

2017年7月6日

 精密プレス金型の製造を行う東郷(鹿児島県鹿児島市)は、出水郡長島町に新工場を建設する。

 投資額は約1.5億円。敷地面積は7,845.54㎡。建物面積は1,922㎡の鉄骨造平屋建て。新規に11名を雇用する予定。2017年6月着工、2017年10月の操業開始を予定している。

 同社は、精密プレス金型専門メーカーとして、1985年鹿児島市(旧:郡山町)で創業。最近では、主に通信機器や自動車に使われる「モーターコア金型」や、半導体パッケージの内部の配線に使われる薄板金属の「ICリードフレーム金型」、「コネクター金型」の製造を行っている。

 また、2010年に打ち上げられたH-ⅡAロケットへの小型人工衛星の搭載が採択された「鹿児島人工衛星開発部会」に参画しているという。

 今回、取引先からの増産要求に対応し、金属と樹脂の一体成形による付加価値の高いコネクター製品を量産化するため工場を新設する。

■ 新工場概要

工場名:株式会社東郷 長島工場(仮称)
所在地:鹿児島県出水郡長島町大字山門野4528-16番地(田尻小学校跡地)
投資予定額:1.5億円
敷地面積:7,845.54㎡
建物面積:1,922㎡
建物構造:鉄骨造平屋建て
新規雇用予定:11名(初年度)
事業内容:コネクター製品の製造・販売
生産計画:約3億円/年
着工予定:2017年6月
操業予定:2017年10月

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