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トプコン、山形で測量機器の新工場が稼働開始

2017年7月10日

 トプコン(東京都板橋区)は7日、子会社のトプコン山形内に主力製品である測量機器の製造拠点となる新工場を開設したと発表した。

 新工場棟は、従来の本社工場に匹敵する規模を有し、最新製造設備を導入、主にトータルステーション(距離と角度を高精度に測定できる装置)の生産を行う。中でもモータードライブ機構を搭載したロボティックトータルステーション(測角機構にモーターを搭載することにより、測量作業を一人で効率的に行える)は、世界最小・最軽量、また世界最速の高速回転性能を有しており、世界規模で高いシェアを誇っている。

 従来の精密医療機器製造のノウハウに加え、精密光学技術を凝縮した最先端の測量機器の製造をトプコン山形に集約することで、日本のモノづくりにこだわった高品質な製品による差別化を図り、同社のグローバルな事業展開を支える基幹工場としての役割を担う。

■ 新工場概要

所在地:山形県山形市漆山字石田547
延床面積:約3,000㎡
構造:1階建
事業内容:測量機器(トータルステーション等)の製造
生産開始:2017年7月

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