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日本ゼオン、山形県米沢市で⾹料の増産

2024年2月16日

日本ゼオンは14日、子会社のゼオンケミカルズ米沢が⾹料プラントの増産設備で本格生産を開始したと発表した。

 昨年9月に開始したゼオンケミカルズ米沢における香料プラントの能力増強工事が、昨年末に完工し、本格生産を開始した。今後はグリーン系香料など、主⼒製品の⽣産量を段階的に約2倍に引き上げる。

 今回の増産は、フレグランスとフレーバー用途における安定的な市場成長が見込まれることから、市場ニーズに対応するため安定供給体制の構築を目的としている。

 日本ゼオンの中期経営計画STAGE30では、強みをさらに強くする製品開発と能力増強で勝ち残る方策を掲げており、ゼオンケミカルズ米沢での生産拡大も、2030年に向けて販売増を見込む香料の目標⽣産量達成に貢献する。

■ 設備投資概要

所在地:山形県米沢市八幡原3-446-13(ゼオンケミカルズ米沢)
事業内容:香料の製造
⽣産能力:段階的に約2倍
工事開始:2023年9月
完工:2023年末

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