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ミズホメディー、福岡県久留米市に新工場建設

2017年12月25日

 医薬品の製造販売を行うミズホメディー(佐賀県鳥栖市)は22日、福岡県久留米市に新工場を建設すると発表した。

 同社は、体外診断用医薬品分野における新たな診断技術として、遺伝子検査システムの研究開発に取り組んでおり、現在、厚生労働省へ呼吸器感染症遺伝子検査薬の製造販売承認を申請中。

 検査システムの検査キットについては、現工場で生産を開始した後、本社敷地内に建設する専用の新規製造工場で大量生産に移行する予定。

 一方で、近年、感染症迅速診断システムの専用機器を用いる検査キット「クイックチェイサー Autoシリーズ(富士フイルム(株)向け製品を含む)」の売上が急増しており、今後もさらなる需要拡大が見込まれることや、本社敷地の利用可能面積が足りないことから、新たに工場建設用地の取得を決定した。

 新工場は、遺伝子検査システムの評価、改良を含めた継続的な研究開発のため、建物内に研究施設を設け、工場・研究所として稼働する計画。

■ 新工場概要

所在地:福岡県久留米市藤光町735番13
土地取得価額:約2.8億円
土地面積:10,010㎡
取得先:久留米市土地開発公社
契約締結予定:2018年1月11日
物件引渡予定:2018年1月17日

◇ 製造工場・遺伝子研究所
投資額:15億円
着工予定:2018年1月
完成予定:2019年2月

◇ 生産設備
投資額:4億円
設備:遺伝子検査システム及び感染症迅速診断システム
着工予定:2019年1月
完成予定:2019年5月

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