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サニックス、ひびき工場で重油代替燃料の製造ライン増設

2024年3月22日

サニックスは21日、ひびき工場(福岡県北九州市)で、廃棄物由来の重油代替燃料「再生油Bio」の製造ラインを増設し、稼働を開始したと発表した。

 今回、脱炭素社会の実現へ向けた需要の高まりに対応する。従来の製造ラインとあわせて、約2倍の製造能力となる見込み。

 再生油Bioは、飲食店や食品工場から排出する廃水や汚泥などの産業廃棄物から、ゴミや汚泥分を除去し、油分のみを分離回収した重油代替燃料。カーボンニュートラルの実現に貢献する燃料であるとともに、産業廃棄物の削減と再資源化の両方を実現し、2018年の事業化以来、国内外の製造工場や燃料会社等に販売している。

■ 設備投資概要

所在地:福岡県北九州市若松区響町1丁目1-8(ひびき工場)
製品名:再生油BioⓇ(さいせいゆバイオ)
製造能力:4,320t/年(増設後、全体)
稼働開始:2024年3月

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